
私がサイドFIREできた理由│資産運用も店舗経営もキャッシュが命
2026年06月03日 12:25
私事ではありますが、2025年、退職金を元手とした投資運用が想定以上にうまく回り、結果的にサイドFIRE的な状態になりました。
一般的にFIRE(経済的自立と早期退職)と言えば、金融資産(純資産)1億円超を所有し、そのインカムゲイン(不労所得)で永続的に生活を賄える状態を指します。「4%ルール」とかよく言いますよね?(1億円の年利4%、つまり毎年400万円を得て、永続的に生活するという仕組みです)。また、サイドFIREとは、インカムゲイン(不労取得)で生活費の半分以上を賄いながら、好きな仕事で働くライフスタイルのことです。
ちなみに、私の場合、金融資産1億円はおろか、その半分もありません。。しかも、昨年の資産収益の多くは株の売買によるキャピタルゲイン(売却益)です。キャピタルゲインは、売買という「労働」が発生するため「不労所得」とは言い難く、そういった点で言うと、厳密には「サイドFIRE」達成とは呼べないのかもしれません。でも、投資収益によって生活費の半分以上、というか全てを賄えている…この状態は一体何と呼ぶのが正解なのでしょうか?「デイトレーダー」でしょうか?(笑)
少し脱線してしまいましたが、サイドFIRE(?)は元々計画していましたが、1年早く実現することが出来ました。この主な理由としては以下の5つと自己分析しています。
① 株高の波に乗れたから(同窓の高市さん、ありがとう・・・笑)
② 生活費が低いから(趣味はお金のかからない山登り。サイゼリヤ・日高屋で豊かさを享受できる私・・・笑)
③ 退職金という投資の種銭を得たから(保険なども解約し、投資に回しました)
④ お金の勉強をきちんとしたから(マネー本を100冊ほど吸収)
⑤ 様々な投資経験を経て、自分の得意な投資スタイルを見つけることが出来たから(ワンルームマンション投資、FX、
株、保険、買わない不動産投資など色々と経験してきました…辛酸なめ子でした)
なお、サイドFIRE(?)を実現しても、(良いのか悪いのか)労働集約型多めで働いていますが、2026年は「選択と集中」を意識し、自分にとって価値のある仕事に取り組んでいきたいと考えています。自分にとって価値のある仕事、つまり「フードビジネスを対象とした店舗資金繰りコンサルタント」のお仕事に多くの時間・労力を注ぐつもりです。
さて、本日のブログではいつもと毛色を変えて、私の投資に対する考え・価値観についてお話ししてみたいと思います。なお、投資(金融投資のみに限定せず)をためらっていては、現状維持すら難しく、ましてや成長など望めません。これは資産運用も店舗経営も、そして人生においても同じことです!
▼投資格言「含み益は幻」に込められた真実
今、「全世界株式(オルカン)」や「S&P500」といったインデックス投資がブームです。私が読んだ多くのマネー本でも推奨されており、長期×積立×分散+放置できる点は魅力に思います(特に平日に取引できない会社員の方にとっては)。ただ、個人的にはインデックス投資への「一本足打法」はどうかな?と思っています。なぜなら、大きなネックがあるからです。
それは、基本的に分配金が再投資されるため、手元に1円のキャッシュも生まない点です。つまり、取り崩さない限り豊かさを享受できないのです。
加えて、インデックス投資で複利の恩恵を十分に受け、まとまった利益を享受するには、10年、20年といったなかなか遠い先の話で、相当な「時間」が必要になります。中長期の忍耐が前提のモデルであり、今日明日の生活を劇的に変える力はありません。
投資の世界には、古くから伝わる「含み益は幻、確定益こそが実利」という格言があります。つまり、いくら含み益が積みあがっても、それは「幻」に過ぎないのです(この幻に浮かれて、気持ちが大きくなって、金遣いが荒くなるケースも往々にしてありますね)。取り崩すまで生活が楽になった実感を持てないモデルは、老後資産目的と捉えれば問題ありませんが、「投資によって『今』を多少なりとも豊かにしたい」と考える私にとっては、少し合わないと感じました。
その結果、私は現在「割安高配当株」を使ってお金を第一線で働かせるとともに、その利益をNISA枠やiDeCo枠のインデックス投資で寝かせて成長させるという両輪の戦略を取っています。なお、割安高配当株に投資することで、配当(インカムゲイン)と値上がり益(キャピタルゲイン)の両方を狙えるため、非常に旨味が多いのです。
事実、このような投資方法+αで、私は、年間500万円超の投資収益を生むことが出来ました(単なる株高に乗っただけではないと信じています)。
▼「健康なうちにキャッシュを享受する」投資の価値
私は、投資においても経営においても、「今、キャッシュを生み出しているか」を優先して考えるようにしています(これはあくまで個人の考えですが、大きな確信を持っている点です)。
将来のために、今現在の豊かさを全てお預けにすることには、あまり価値を感じません。健康・元気で、余命がまだまだある「今」という時間に、投資が生み出した確定益(=キャッシュ)を享受してこそ、人生が豊かになるのではないかと考えます。後期高齢者になって、気力が衰えた時点で多くの資産を手にしていたとしても……と思ってしまうのです。極論と言うと、莫大な資産+αと引き換えに、投資の天才・ウォーレンバフェット(95歳)や、ドナルド・トランプ(79歳)になりたいと思うでしょうか?いずれも高齢です。
こうした考え方については、ビル・パーキンス氏の著書『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』が参考になりますし、私自身もその影響を受けているのかもしれません。人生の幸福度を高めるのは、その時々にしかできない「今」の「体験」への投資なのだと再確認させてくれる一冊です。
▼店舗経営と投資の共通点:キャッシュが命
視点を変えますが、店舗ビジネスにおいて、帳簿上の利益があっても手元に現金がない状態は「黒字倒産」の予備軍であり、まさに「キャッシュが命」です。
「Cash is King」「利益は意見、キャッシュは事実」という格言がありますが、これはまさに「含み益は幻、確定益こそが実利」という投資格言にも通じます。店舗経営においても、いかに早く、確実にキャッシュを回収し、手元の現金を厚くしていくかが生き残りのキーとなります。
▼まとめ
資本主義社会において、お金について学ぶことは最もリターンの良い投資です。また、資産運用も店舗経営もキャッシュがとても重要なのです。
そして、私自身、「お金の不安」が消えたことで、“本当に価値がある仕事”に集中できるようになりました。私がサイドFIREという土台を得て、安心して仕事に挑戦できているように、あなたの会社も、プロの手によって強固な「財務基盤」ができれば、経営はもっと自由で、ダイナミックなものになります。あなたが「お金の不安(守り)」から解放され、本来やりたかった「理想の経営(攻め)」に100%集中できる土台作りを、財務と経営改善の両面から伴走支援します。まずは、初回無料の個別相談にお申込みください。現状の問題点を明確化し、あなたが目指すべき方向性を一緒に示していきます。
※本記事は筆者個人の経験と見解に基づくものであり、特定の投資を推奨するものではありません。投資はリスクを伴いますので、最終的な判断はご自身の責任(自己責任)で行ってください。